2020年4月に富士山大道芸フェスティバルと2020年5月にFUJI-Q大道芸フェスティバルへの出演が決定していましたが、当然のように新型コロナウィルス感染拡大防止のためイベントが中止になりました。

スピニングマスターズも3月より完全自粛状態だったので5ヶ月と半月ぶりの現場復帰で今回出演させて頂いたのが富士急ハイランドで開催されたFUJI-Q大道芸サマーフェスティバル2020でした。スピニングマスターズは8月11日から16日までの6日間の出演というスケジュール。

まずは、8月10日の出発日を目標に準備開始。機材も道具も少しずつメンテナンスをしてはいましたが、自粛となるまでは毎日のように手にして使っていた物なので、特にジャグリング関係の道具は手に馴染む感じが大切なのです。

まるで新品の道具が届いていきなりショーで使うような感覚では良いショーができるはずなどなく、それは音響機材などにも同じことが言えるのです。

 

音響用の台車(スピニング用語で通称 音響ボックス)は新しく全部 作り替えました。少しでも機動性を向上させるために小型化と軽量化の両面で楽になるように。長い自粛生活で少なからず体力も低下し、これからのイベント出演や大道芸現場でのセッティングを考えると全体的にコンパクトであることは重要です。音響機材は全て取り外し、1つ1つを作動チェックしながら新しくなった音響ボックスに取り付けました。

 

この時点でまるで「これから大道芸を始ます!」というルーキーのような気分。別の言い方をすれば初心に返ることもできて良かったと思いました。

ケイコママは衣装などチェック。修理が必要なもの、枚数は足りているか?そしてOK!ヒロヤ特有の膝の特殊サポーターを追加購入など、遠征に向けての準備を整えていました。

OK!ヒロヤも自分の手にするジャグリング道具や一発芸のアイテムなどキレイにしたり、破損が無いかなど念入りにチェックし、新しく追加する演目、セーバースピンパフォーマンス、セーバードラゴンも生パフォーマンスで できるように調整を。

それらすべてが完了したら本番と同じ進行でリハをしました。

本音を書きますが、毎日のようにしていたことでも、半年近くやっていないとショーで「技」を繰り出しながら「しゃべくり」という2つの同時進行ができなくなります。もちろんやりだせば思い出せる部分も多いのですが、たまに考えなければ出てこないフレーズだとか、新しく追加した演目内でのトークなどある程度はやっておかないと本番までに安心できないのです。

それに一番不安材料だったのが、対コロナ用のトークパターンやお客さんに向けての注意事項の部分。真面目な内容だけれど硬くなり過ぎず、警戒心をあおらないように。現場の雰囲気を壊さないようにしつつ、それでも守っていただくことはきちんと伝わるようにという、この部分には大きな注意をしてリハでも練習に入れ込んでやっていました。

※このリハの様子はこちらのブログで  お疲れさん!! 

無観客大道芸をするのと同じくらいに、セッティングや配置もしていくつかのパターンで構成をしたショーを実際に流してやってみました。

待ち望んでいた復帰も実際にするとなると本当に大変で、すぐにやれる!というような簡単なものではありません。それなりにお客さんに安全に楽しんでもらえるようにするということは、事前に努力も必要となるのは当たり前のことなんだと思います。

落ちた体力やテクニックを元に戻すことは、まるで骨折してから歩くためのリハビリをするような感じなのです。長い自粛生活後のいきなり炎天下で動くことにも慣れておかないと…。

準備をしていくうちに、復活できる嬉しさと、まともなクオリティでのショーが実施できるだろうか?という不安とが交互にやってきます。自分との戦いなのです。

新しい演目はより入念に。

ファイヤーショーやディアボロなどの技については何の心配もないのですが、ぬかりなく準備をしたつもりでも現場に立つまでの不安は全く無いわけではありません。現場に行ってみないとわからないこともあるので、そこで8月10日を移動日にしてスケジュールを組んでいたので、少し早目に現場入りをして久しぶりに会う仲間にもご挨拶をし、現場の空気を感じておくことで、いくらかの不安は消え、少しずつ安心材料も増えました。

大道芸実施のための対コロナ ガイドラインを今一度読み直し、打ち合わせをしながら移動したり、食事をしたり。やっぱりどこかに必要以上の緊張があるんでしょうね、ホントにルーキーのようです。(笑)

 

そしていよいよ迎えた1日目。

ここからは文字でお読みいただくより、アルバム式に写真をご覧いただきたいと思います。

復帰の時です!

 

まったく日影が無い午前中。

 

1回目はリハをするつもりくらいの肩の力を抜いて…。

炎天下でも予想以上にお客さんにご覧いただけて嬉しかったけど、「あれを忘れていた!」「これが動かなかった!」など、反省点も多くありました。

ただ、この1回目のショーでお客さんの前で大道芸パフォーマンスができるという幸せを感じることができました。

 

1回目の反省点に注意し2回目、午後から少し客席は日影も。

オープニングでのセーバードラゴンと呼び込み中。

上のオープニング時と下のエンディング時の写真を見比べてもお客さんの人数も大きな変化がないことがわかります。

やっとスピニングらしい感じのショーができ、手応えも出てきましたが、まだまだ!!

 

1日目はLabyさんと一日ご一緒させていただきました。自粛以来、パフォーマー仲間と会う機会もなかったので話ができることも嬉しいのです。

 

3回目のラストパフォーマンス。突如大量のベンチが登場。スタッフの皆さんが2回目のショーを観ていて、追加で並べてくださったのです。心の底から感謝!なのですが、お客さんとの距離感が遠くなり過ぎたり、後ろの方から座ってしまうと前列がガラガラの状態に。ソーシャルディスタンスを考えながらも、少し距離感に惑わされたショーでした。

一日目を終え、OK!ヒロヤ自身はまだ声が出せ切っていない!とのことでした。技と一緒でトークもやっていないと声帯も衰えるのです。やっていくうちに声のハリ方も少しずつ戻って来るでしょう。

 

 

2日目のスタート!

ZENさんとご一緒です。

ZENさんの先行なのでスピニングは11時半ごろから1回目のショータイム。

スタート時は薄っすらとした雲に太陽が隠れていたので直射日光だけは避けられました。フラッシュデビルスティックは2つ目演目。今回からアクリルパイプからポリカーボネイト素材のパイプに変更。少し長さも変わりました。

 

大道芸をしているスピニングマスターズの写真を見ていて、どこまで気付いていただけるか?? かなり多くを作り変えたり、新しくした部分がありますが、10ヵ所以上わかる方は相当なスピニングマニアだと思います。

2回目のショータイム。

毎朝、天気予報を確認しますが、この日はところどころに雨マーク。天気予報に無くても突然の雨に遭遇することが多いのですが、大雨でない限り、できるところまでショーは続行します。

ファイヤートーチ後半でもこのピーカン状態。しかし、ローラーから降りたとたん大粒の雨がポツポツとしかけて、エンディングギリギリ!!写真の中にも迫りくる黒い雲が写っています。

ZENさんが大道芸看板に書いたOK!ヒロヤのイラストも雨でボヤボヤ状態。(笑)

 

3回目の時間も天気予報には雨マーク。肉眼でも真っ黒な雲が接近してくるのがわかるほどでした。できるところまでと、覚悟を決めてショーをスタート。

 

ここまでもソーシャルディスタンスもバッチリ!!OK!ヒロヤも雰囲気を壊さないように上手くコロナ対策をお願いするトークも安定してきた。

 

エンディングのローラーをやめてファイヤートーチのルーティンでゴール。これはこれであっさりとして悪くはない!15分とかなりショートだけれどイイ感じのショーができました。今回の6日間でのショーの中で一番最速最短でのショーでした。

傘を差しながらのお付合いありがとうございます!!!

 

3日目に突入!!Rabyさん、ZENさんとはこのフェスティバル最後の一日。

LEOさんとスピニングは最終日まで。3日目はLEOさんとご一緒。

 

この日も雨マークは少しだけありましたが、あまり意識せずにタイムテーブルどおり進行。ここまでやってみて、雨に降られるか降られないかは運のみ。(笑)

デイライトのパフォーマンスではライトセーバーの光り方が目立たないので、セーバードラゴンが集客で大活躍。こちらが「ココ」と思ったタイミングでスタートができるので心強いアイテムとなっていました。

二回目のショーのエンディング。この回の後半は曇っていてくれたおかげでやり易かったショーでした。お客さんも「お~!」とか「キャ~!」が禁止なので大きな拍手で応援してくれていました。思っていた以上にマスクをしていても楽しんでくれている様子は伝わってくるし、拍手だけでも盛り上がった感じがとっても楽しいのです。

この後、ショーをしていない時でしたが10分ほど雨が降ってしまい、機材と道具だけビニールシートで保護をしてメンバーは濡れたまま現場待機をしました。お客さんの方が濡れていることにあまり気にしていない感じでした。

 

この日3回目のショー。

雨が降った後の大気中の湿気がヤバイ!!ディアボロプレイヤーにとってはストリングスのコンディションは最悪となってしまいます。

 

ここまで通算9回のショーをしてスピニングのショーも随分と安定しムラのないショーをお届けできるようになってきました。さすがに二十数年やってきたことなので、思い出すのは早く、平均的なショーへと安定するのもわずか数日で達成でき、ここから先は炎天下と体力の勝負となっていきます。

ソーシャルディスタンスを保つこと、お客さんと接触しないこと、最低限の規定距離を維持してショーをすること、口で膨らませるバルーン禁止、客上げ&プレゼントも禁止と、多くの約束事があり、それらをきちんと守ってショーを進行することと、お客さんに不快感を与えないようにお願いをすることなど、大道芸ショーを進行するということ以外にも徹底しないといけないことも多く、その点では緊張もしました。特に初日はなんだかピリピリしちゃって、このままでは雰囲気が良くならないと悩む部分もありましたが、前半をやってみてこんな感じがベストなのかな?と思えるラインまで来たと思いました。

炎天下、雨、いろんな環境変化はありますが、何よりもお客さんが最後までお付合いいただけて、「大道芸を見たい!」という気持ちがこちらにも伝わってくるので、暑くても濡れても途中で投げ出すことなどできない!と、常に全力投球でショーをやらせていただきました。

OK!ヒロヤは元より、スピニングマスターズメンバー全員が既に真っ黒に日焼けして、数日前までの自粛生活とはガラリと変わって健康的になりました!!(笑)

 

FUJI-Q 大道芸サマーフェスティバル2020 前半のレポートはここまで。

8月14日-16日の後半のレポートは次のページで公開します!!

 

 

※イベント出演、大道芸活動の記事は、一部 ワンオフエンジニアのブログ(トモヒロパパのブログ)の方にも投稿記事があります。

お疲れさん!! 

富士急ハイランド到着! 

Fujiyama日誌2020 1日目 

Fujiyama日誌2020 2日目 

Fujiyama日誌2020 3日目 

Fujiyama日誌2020 4日目 

Fujiyama日誌2020 5日目 

帰ってきました! 

 

 

 


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