昨年にも一度体験した極寒大道芸。この時期には寒波がやって来れば当然あることですね。

本日もかなりの低温&強風で、いつもの場所から変更して少しでも強風が凌げる場所へ退避しての実施をさせて頂きました。

関東圏での緊急事態宣言発出というニュースが大々的に流れる中、今度は愛知県も近日中に出す方向性という情報。

私たち大道芸パフォーマーにはこれ以上があるのかと言うほどのアウェイ感たっぷりの状況下での大道芸は厳しいものでした。というよりも、そうなることを予想した上でショーをやらせてもらいました。

実は温室内のステージでも11時半、15時半は空いていたので暖かく無風の環境でのショーをすることも選択としてあったわけですが、あえて屋外をチョイス。スピニングは機材も多く移動も大変ですし…。

 

いくつかの理由があってのことなんですが、1つには換気とお客さんとの距離感というコロナ的な配慮から。

もう一つは「試してみたい」という芸人的な欲求から。

昨年末のナイトパフォーマンスではどの回もとても良い雰囲気で、大勢のお客さんにご覧いただけました。しかし「そうではない時のショー」という真逆の状況も経験しておきたいときもあるのです。もちろん、毎回では困りますが…(笑)

良いショーができて当たり前の環境ではなく、本当にゼロ人でのスタートや最後の最後まで10人ほどの目の前でモチベーションを下げないショーができるのか?というテーマがスピニングにはあります。

更にもう一つ。ナイトパフォーマンスで絶好調だったセーバースピンパフォーマンス。これをデイライトで少し曇り空の時にやってみたい、「どう見える?」的なテストでもありました。

実際にやってみてツインセーバーではこう見えてました。

そしてダブルブレードセーバーではこう見えていました。

予想していたよりも良かったという印象でした。ナイトパフォーマンス用の演目なので真っ暗な環境でやるのが一番でありますが、これくらいの見え方なら納得できるというスピニング的な結果。

 

さて、本日1回目の試練の大道芸。本当にファンの方、スタッフを除けば2~3人からスタート。

ポップアップ現場や平日大道芸などの現場では当たり前のことなので、これくらいは平気。平気ではなかったのが寒さ。OK!ヒロヤではなく、お客さんのことです。耐えながらご覧いただくのも忍びない、こういう時にパフォーマーには葛藤があるのです。楽しんでもらうためにショーの流れやテンポを変えずに披露するか、それとも、ショーをテンポアップしショートカットして時間的に短くしたショーをするのか?そうすればショーのバランスが崩れ、淡々としたショーになりますが、寒い所でジッとしてご覧いただく時間は20分程度と短くはできます。

さぁ、どうする?とショーをスタートしてから流れていく中でパフォーマーが考えながらやっていくのです。この練習にはもってこいの状況。

たまには感覚を戻さないといけない「初心に返るショー」は終わり、無事(?)にモチベーションテストにパスをして、ライトセーバーの視認テストもでき、そしてエンディングまでたどり着けました。

今はポップアップアーティスト活動が休止中なのでこの経験ができない中、良い体験となりました。改めて思いますが、こういう状況でのショーをやれないと本当にこの業界では生き残れない!パフォーマーにとっては大切な精神力と技術だと思います。

そして二回目以降はいつもの流れで、少しエンジン回転数を上げてのショーにチェンジ。

1回目のショーをしていた時は、「今日は3回目のショーまでできるかな?」という感じを受けましたが、気合を入れてモチベーションを失わず、真っすぐにお客さんと向き合ってショーをすれば、そこには良い雰囲気も生まれてきます。午後からのショーはパフォーマンスエリアに日差しもあり、少し暖かな感じと、陽気なお客さんとも出会えて、スピニングマスターズも大満足なショーができました。

 

本日は室内でやろうと思えばやらせていただけた環境もありましたが、あえて火器を使わない大道芸で、厳しい自然環境にチャレンジする形となった3回のショーをやらせていただきました。真冬の厳しさも、人の気持ちの暖かさも知った本日の勉強。とても意味があった一日だったと思います。

そんなスピニングマスターズのチャレンジ的大道芸ショーに最後までお付合いくださいました皆様、誠にありがとうございました。

コロナに負けず、またお会いしましょう!!