2019年最後にしたお仕事は

愛知県、三重県の天気は結局予報通りで雨。小雨程度ではあったが待機場所はなく、また風邪を引いてしまっても2020年のお正月が台無しになってしまうので、ここはおとなしく自宅での仕事。

29日に実施したなばなの里でのレポートは1日分だけアップ
>>>2019.12.29 なばなの里

今年も過酷な使用条件の中で頑張ってくれた道具たちをメンテナンスしたり、リメイクしたり、新しくゼロから作り直したり。

スピニングマスターズは公式には2007年頃までコミカル ウエスタン ショーをやっていたと思うので、今のベースとなった大道芸じょんがら は、かれこれ12年を経過した。来年は13年目となるが、構成やパフォーマーの人数は変化したのは言うまでもなく、それなりに道具やギミックも少しずつ進化をしてきた。

すべて自分自身の手で製作しメンテしてきているので初期の頃からのオリジナルアイテムとして製作したものは記憶が鮮明である。

スピニングマスターズの場合はとにかくお金を出せば買えるというモノは殆ど使わない。裏を返せばお金を出しても入手できないので、そこが強いオリジナリティーとなって進化してきた。

スピニングというとファイヤーショーのイメージが強いようだ。しかし火気が使用できない現場も多い。イベント出演では半数以上が確実に火気が使えない現場だった。

この12年間火気NGの現場でいかに同じ構成での「大道芸じょんがら」を実施できるかを今でも考えている。とりわけ12年前のじょんがら初期の頃に自作したLEDの疑似トーチ(第一世代)の開発は必須であった。しかし薄暗い場所でないと点滅していることがわかりにくく、お客さんから見てもデイライトでは「おや?光っているのかな?」というくらいのモノしか材料も用意できなかった。それにコミカル ウエスタンからいきなりスイッチしたので大急ぎで製作した。しかもケイタも一緒に活動していたので最低本数が8本。

その第一世代のLEDトーチを使いながらも、更に大急ぎで更に高輝度なLED(正確にはSMD素子)を使った第二世代の疑似トーチを設計して現物のものにした。その期間は2年かかった。

更に更に、その第二世代の疑似トーチを改良しジャグリング時の回転バランスにまでこだわって製作した。これも8本。金髪ちょんぼケイタとOK!ヒロヤとのコンビネーションでのパフォーマンスは年間600回近い時もあったほど使用していた疑似トーチにはさぞかし過酷だっただろう。さすがに衝撃などでSMDが壊れることもあり、ひとつ、またひとつと壊れスペアで持っていた同タイプのSMDも在庫が無くなった。

ケイタが撤退しOK!ヒロヤソロとなった頃には7本が生き残っていて、スペアパーツは無くなっていた。昨年の夏ごろにもう1本が壊れラスト6本。これを使って今年10月のケイタ復活のショーではフルで使用。もしも「もう一度…」ということになれば7トーチや8トーチのパッシングをLED疑似トーチでできなくなる。

ということで第三世代の完全新型のLED疑似トーチの製作は急務で秋ごろから設計をしてパーツを集めていた。

製作にほぼ1ヶ月。これが8本完成した!!!無点灯時の完成品。

ジャグリングの回転バランスやグリップ感などのフィーリングなど何度かOK!ヒロヤのインプレッションを確認しつつカット&トライもした。自分なりにギャラリーからの見え方も検討し、現時点で組み込めるサイズ、ウエイトでチョイスできるパーツでは、これ以上の光量は無いと言うほど爆光となった。点灯時はこうなる。

改良点は多く、特に画期的だったのはスイッチのON~OFFと、USBコネクターによる充電機能。今までは一度分解してリチウムイオン電池18650型を取り出して充電してもう一度組み上げる作業で少々面倒だった。自分で作っておきながら、忙しい時期に「明日はイベントだから」と分解~充電~組み立てで1時間を費やすのはしんどい。(笑)

これが現場で充電可能となることや、スイッチ1つで点灯と点滅が選択できるように設計できたのでOK!ヒロヤのショーの進行はスピードアップできるのもメリットとして大きい。

細かいところではグリップに使用した素材は従来のものと比べても柔らかく持ちやすい。

他にもフラッシュデビルスティックも更にもう1本製作し、今まで使いづらかった雨の日の対策と、ウエイト、バランス、カラーチェンジなどの改良をした。

点灯していない状態。

点灯させるとこの状態。

じいさんが自慢話をしているようにか聞こえないかも知れないが・・・・自慢をしているのだ!!(笑)僕にしかできないことだし、じいさんでも時間があればこれくらいのもはゼロから作れる。

来年早々にはディアボロのLEDユニットの光量アップ&カラー変更をする予定。

これらの最終的な仕上げ作業が2019年の仕事収めとなった。

モノ作り…、やりたいことは他にも山のようにある。しかし2019年はこれまで、2020年からもテストをしたり、設計をして人前に出せるものはどんどんオリジナルアイテムとしてスピニングマスターズのショーに登場するであろう。
自作したアイテムが活躍する!ぼくの中ではこれがスピニングマスターズのショーの一部だと考えているし、モノ作りでの貢献が自分の役割だと考えている。

このブログも今年ラストの更新だ。ま、こんなマニアックなブログは観る人もいないのかな?と思ってはいたが、想像以上に多くの方にご覧いただけて嬉しかった。2020年もスピマガ、イベントレポートなどのスピニングマスターズ公式サイト更新と合わせてこのブログもよろしく!!

明日はケイタとケイコママものんびり鍋でも食べながら年を越す予定。

皆様も良い年をお迎えください。では!!

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