ディアボロやライトセーバーに装着してスイング系のパフォーマンスに使用するパフォーマンスドラゴンについての話題。

中国ゴマ(空竹)に装着して宙を舞う龍を演出するもので、中国では一般的に愛好者も多いようだが、日本においては全くポピュラーではない。パフォーマンスに使っているのを殆ど見たことは無く、ディアボロに装着して回すのは居るのかも知れないが、とりわけライトセーバーに装着してのパフォーマンスでは日本初。

※写真はパフォーマンスドラゴン ゴールド5m

ディアボロや空竹への装着は簡単。ベアリング部分にフックをかけるだけである。後はただひたすら水平に回すのだが、ただディアボロでも空竹でもストリングスをかけて回転を上げていく動作の時に、同じ場所にドラゴンのフックがあるのでカラミつきやすいのが難点だ。

ディアボロの場合はスピードループなどで十分な回転を発生させてからエクスカリバー状態にすることが難しいので、少し回転が付き出したらすぐに水平状態へと移行できないとディアボロも回りながら、そしてパフォーマンスドラゴンがそれを追いかけていくようなスタイルにはならない。よほどエクスカリバー系を得意としていないとコントロールが難しいだろう。

空竹は元々、水平状態で回すことが主なのでドラゴンとの組み合わせが中国ではポピュラーなのだろう。

 

スピニングマスターズでは空竹の本番パフォーマンスでの導入を目指したことがあるが、エクスカリバー系の技と同様の理由で断念した。パフォーマンスドラゴン自体には何の問題も無かったのだが、ディアボロを水平に回すことのリスクを考えると施設現場が多いので「やるべきではない」との判断だった。ディアボロよりももっとリスキーだったのは空竹。本番の大道芸で使うにはかなり大きなパフォーマンスエリアを確保してギャラリーの安全を確実なものにしなければ無理だった。

空竹もエクスカリバーも「やれるのか?」と訊かれれば「やれる!」なのだが、「やれない!」と「やらない!」の区別はハッキリと持っているので、どんなに見栄え的に良かったとしてもスピニングマスターズでは「やらない」と決めた。

 

それから2~3年経過しただろうか。最近になってアート的な作品として動画撮影をすることが多かったセーバースピンパフォーマンス。

いよいよドラゴンさんが日の目を見る時がついにやってきた!!!

※写真はパフォーマンスドラゴン カラー3m

セーバースピンパフォーマンスのショー構成を組み立てている時に「思いついて」・・・というより「思い出して」の方が正しいが、ライトセーバーの先端に装着することをトライ。

パフォーマンスドラゴンは軽いが、空気抵抗があるし、ドラゴン自体が長ければ長いほど抵抗は大きくなる。なので、ライトセーバーのブレードの強度が心配だった。最初のトライパフォーマンスで使ったのは2mと3mのドラゴン。幸いにもライトセーバーのブレードはポリカーボネイトでできているので、適度にしなりがあり良い感じで、パフォーマーの手にも大きな負担がなかった。3分程度のパフォーマンスなら楽勝だとOK!ヒロヤも言っていた。

映像作品を撮影するときに、何度か使いながら改良を進めたのは、ライトセーバーのブレードへの固定方法。最初はブレードに滑り止めとなるようにビニールチューブを被せた上からタイラップでしっかり固定。タイラップには金属製の小さなリングを通しておき、そこにパフォーマンスドラゴンのフックをかけて使用していた。

ところが、パフォーマーもどんどん慣れてくるとグイグイ回す。予想以上にスピーディーな回転もするので、ドラゴンとブレードを連結した部分に糸が絡んで仕方がない。ドラゴンとストリングスの捻じれ、ヨリは途中に消化してくれるサルカン(釣り糸用のヨリ戻し)を取り付けたので大丈夫だったが、ブレードに巻き付くように絡んでしまう。

OK!ヒロヤからの要望でブレードの先端に付けて欲しいとの要望に応え、ブレードの先端パーツを外し、中心に穴をあけて3mmのボルトを通し、ベアリングと樹脂ワッシャーで固定できるように改良。

この加工でブレードへの巻き付き、ストリングスのヨリは一切無くなった。

何度かのテストパフォーマンスでこの状態がベスト!!

ドラゴンも通常大道芸、ナイトパフォーマンス、ステージショーなどで使い分ける。

映像作品を撮影した時にはライティングにいろんな工夫をした。OK!ヒロヤに照明が行くのも大事だったが、小さなLED投光器をパフォーマンスドラゴンの通過位置の地面から垂直に真上に向けて配置してドラゴンに光を当てた。

実際の大道芸のナイトショーではそこまでのセッティングはできないだろう。

デイライトのパフォーマンスでもより目立つようにカドラゴンのデザインを変更してみた。

どれもオンラインウェブショップ OK!STOREで販売しているものと同じだが、スピニングマスターズではいろいろテストをしてみて5mが理想的。

パフォーマンスエリアが狭い所なら3mだろう。

ライトセーバーに装着してのメリットはいくつもあるけれど、一番は、ライトセーバーの先端までのリーチが長いのでパフォーマンスドラゴンの旋回範囲が大きくとれる、ということだろう。

 

 

OK!ヒロヤがパフォーマンスドラゴンを回している映像がある。

初めてか、2回目くらいの時でパフォーマンスドラゴンも3mのカラータイプを使用している。

スピマガをご覧の皆さんはこの映像を何度も見ていただいた。

いよいよ8月からは生パフォーマンス披露もできるチャンスもあるだろう。

 

商品ページにもデイライトで撮影した短い動画を掲載した。

オンラインウェブショップ OK!STOREにて販売中!!

パフォーマンスドラゴン カラー

パフォーマンスドラゴン ゴールド

パフォーマンスドラゴン シルバー