今年はやたらと長くなかなか梅雨明けしない、毎日ハッキリとしない天気の日が続いていたが、8月になりようやくこの地方も梅雨明けとなった。

なったとたんに、猛暑!!!毎日スゴイねぇ。

来週は、まる1週間の遠征。それに合わせて、ファイヤーショーも半年近くやっていないので実際に点火しての練習。密を避けて…などと周囲へも配慮をしなければと…思ったが、この炎天下で辺り一面誰もいない。(笑)

 

20年以上もの芸歴で扱ってきたファイヤートーチだが、半年も回していないと不安も…と思ったが、全くインターバルなど感じない。昨日まで現場でやっていたかのようだ。(笑)

2日間続けてファイヤーショーのプラクティスと新しい構成での全体リハ。いわゆるゲネプロをした。長くやっていなくても、初めてする演目でも、それらは一切の心配はないが、長く休業していていきなり炎天下の猛暑でのパフォーマンスをすることの方がはるかに心配だったので、あえて1日目は炎天下でファイヤーショーの練習。

セーバードラゴンも来週から本番登場を予定しているので最終調整だ。

そして翌日。

2日目は何度も繰り返し 通しでリハをするので木陰を探してみっちりとゲネプロを頑張った。

本番でいかに無駄なく、短い時間でパフォーマンスを繰り出せるかは、こうした通し練習の繰り返しが重要で、今日はケイコママがタイムキーパーとなり通しでショーを行った場合の所要時間や演目単体での時間を計測。

 

さて、大道芸じょんがら2020verも最終調整。

セーバースピンパフォーマンスや新型のフラッシュデビルスティックなども導入し、よりバリエーション豊かにやってみるつもりで、ファイヤートーチの練習以外も本番さながらに頑張った。ほとんど無観客大道芸と同じくらいの雰囲気だった。

スピニングのお家芸のディアボロ。

ローラーも健在。ただ、昨年もそうだったがあまりに熱い所でボーっとするような時には要注意。これだけは乗れる、乗れないという問題ではなく単に集中力の問題。セーバースピンパフォーマンス、フラッシュデビルスティック、ディアボロ、ファイヤーショーと体力を消費する演目が続き、一気にローラーまで来るのでほとんどスポーツと同じなのだ。

所要時間は20分ほど。少し演目を追加するなどしても22~23分だ。ほとんどギャラリーとのカラミもなく、ほぼワンウエイで進行するのでちょうど良い尺だ。

 

と、ここまでが復帰戦直前のゲネプロの様子。

いよいよ、スピニングマスターズの自粛期間もそろそろ終わり。「休む!」と言ったらキッチリと休み、中途半端なパフォーマンス活動はしなかったので、テレビ収録の時以外では実働するのは久しぶりのこと。ここからは感染拡大に細心の注意や周囲への配慮をしつつ活動復帰へと進むのだ。

施設のガイドラインに合わせたギャラリーへの案内ポップも大量に製作。

 

自粛してきた中では家のリフォームやら、スマホやルーターの契約見直し、そして数知れぬ動画作成などデスクワークやテレワーク。家の中でできることをやりつくすように本当に良くコラえていたと思う。ホント、ヒマなどどこにもなかった。

 

自粛最後に、こういうタイミングだからできたのだが、長年使った音響台(スピニングは音響ボックスと言っている)を新しく作り変え、この度めでたく完成!!!!

予定通り30パーセントほどの軽量化と小型化ができ、これから先の搬入、撤収、積み込みが少し楽になると思う。

長いこと玄関にドカッと置かれたままで、たまにバッテリー劣化防止のための充電をするくらいで、とんと出番がなかったのだが、いろいろチェックをすると破損したり、修理が完全ではないところも多く十数年分の傷みが。

「随分頑張ってくれてたな」と思いリメイクを。完全に新しく作り直すので、既存の音響ボックスとはこれでお別れとなる。

僕は昭和世代で古い人間なので、長く愛用したものや、役になってくれたもの、ジャグリング道具や靴などもそうだが捨てる時には塩をふり「ご苦労様でした!」とか「お疲れさん!」と礼を唱える。今回の道具箱も随分と長く活躍してくれて、僕にとっては仕事場で、相棒とも言えるような存在だったので当然のことのように「お疲れさん!」。

バラバラにするにも1つ1つのボルトやリベットを外し、木材部分は小さく切って、不燃ごみと可燃ごみに分けてサヨナラをした。

スピニングマスターズが長年愛着を持って使ってきた音響ボックス、そしてこれからお世話になっていく新型音響ボックスをここで少しだけ紹介したい。

 

これまで使っていた音響ボックスには、音響機材の殆どがこのボックスの中に格納されていて、100V電源が確保できない現場にも対応できるようにと、12V駆動のパワーアンプを使用できるよう400W級の安定化電源も搭載している。

 

一昨年までは12Vパワーアンプも2機搭載していて、モニタースピーカーを含む3台のスピーカーから音が出ていたが、今はYAMAHAのステージパスというポータブルPAのミキサー部分を使っているので、軽量だし、音響のセッティングはとても楽になった。

細かい調整はミキサーはミキサーに、イコライザーはイコライザーに、そしてアンプはアンプにとそれぞれに仕事をさせた方がホントは良い音響環境が実現するのだが、機器が増えれば音響ボックスは必然的に重量級となる。コロナ過で弱った体力や、ここから先の過酷な現場で自分の年齢的にはこれに耐えられない。(笑)

なので、最近は大きな音を必要とするようなステージショーや500人のギャラリーを超えるイベントでは音響屋さんにお願いをして大きなPAシステムにライン接続をしていただくことが多い。

おかげ様で機材もかなりコンパクトになったので、今回の音響ボックスもコンパクトに設計できた。

 

そのむかし、ナガシマで一緒に活動していた仲間や先輩方からは「スピニングは道具が多い!!」と良く言われたものだった。確かに4人でやっていたことは寸劇のようなジャグリングショーだったのでジャグリングアイテムの他にも衣装や小道具がかなりの量だったし、OK!ヒロヤと金髪ちょんぼケイタのコンビ芸になった時でも、結局2人分の道具もあったし、そのころから今回「お疲れさん!!」となった音響ボックスは使っていたはず。道具も機材も多く、ハイエースのミドルルーフでハイドボディーというロケバスのような車で移動する必要まであり、そこに津軽三味線の演奏が加わった時が荷物の積載量は一番ピークだっただろう。

当時を考えれば今は本当に楽になり、現場到着後は最短で15分あればショーはスタートできる。撤収も本当に楽になっている。

 

道具箱や音響台の設計時のサイズには理由があり、取り付けたパーツ類にはすべて使用方法がある。こんな誰も気にもしないことをブログに乗せるのもスピニング史上初のことだが、それぞれの機能やギミックなどについて書いてみよう。

 

まず、今回は台車部分と音響ボックス部分と上下で二分割できるようになっている。

台車部分にはローラー用のボードやスピーカースタンドなどを収納できるスペースと、12V対応のためのパワーアンプとAC-DC安定化電源のユニットが中段に取り付けてある。

ローラーバランス用のボード関係を収納しておくスペース。一見高さがたっぷりで何枚もの板を入れておけそうだが、4枚まで。

オペレーター側から操作したり、メンテンナスがしやすいように引き出しにしてある。大がかりな修理や交換の場合には音響ボックスを傾けることができるようにもしてある。トラックのキャビンをあけてエンジンのメンテナンスをするのと同じ要領だ。

 

台車のキャスターは長年これを使っているが、走行ノイズがあまり無く移動中が静かで良い。アウトレットやショッピングモールなどの施設内を移動するときに「ガラガラガラ~~」と大きな走行音は出せない。静音タイプは常識だ。

キャスターは回転式と固定式があり、回転式にはロック機構(ブレーキ)も付いているのでパフォーマンスエリア内での位置決めも簡単。

キャスターのタイヤ外径は小さすぎると転がり抵抗があり進みにくく、逆に大きすぎても台車の重心が高くなり安定性が悪い。直径100mmがスピニング的にはベスト!長年これしか使っていない。

 

音響ボックスの上半分はOK!ヒロヤの道具箱でディアボロを縦においても余裕があるほど深い。OK!サングラス、ダイス、必殺芸の千両箱、ブラックビームコンタクトジャグリングなどのアイテムが使いやすいように配置してある。道具箱のフタはバッチン(※本当にバッチンというネーミングのパーツだ)で固定。

蓋も蝶番で自由な角度で固定できるように設計した。OK!ヒロヤが道具が撮りだしやすいように12cmほどの高さで手前にも開口し、ディアボロのスティックなどが置けるようにテーブルもある。

 

 

側面の無駄なく利用している。

ダイススタッキング用のアクリルボードをサッと取り出しやすいようにボールドしておくためのステー。パフォーマーが使いやすい高さにセッティングしてある。

下についているカゴはローラー用の水平を出すためのスペーサー。適当な合板を切って組み合わせて高さを調整しながら水平を出す使い方をするので何枚も持ち歩いている。隣についているパイプはトーチ用のホルダーだが、写真は4トーチの時に登場する疑似トーチ用のもので、ホントはここからスプリング反発を使ったトーチ発射装置の予定だった。

すぐ横にあるアルミのステーはファイヤートーチ用のホルダーが装着される。燃料を含んだ状態でホールドしておき、出番が来るまでに燃料が揮発してしまわないように耐油性のある素材で作らなければならない。

 

ハンドル部分はすべてアルミパーツで、ここは旧型の音響ボックスから外し、そのまま受け継いだパーツだ。長いこと使ってはいるが一切腐食や金属疲労がなかった。ここもいろんなアイテムがぶら下がってスタンバイするところ。花粉症のシーズンにはティッシュケースがぶら下がっている。汗っかきのOK!ヒロヤの鉢巻きの物干し竿にもなる。(笑)

 

反対側の側面は・・・

5本のジャグリングクラブを逆さまにぶら下げておくためのホルダーなのだが、スピニングマスターズでクラブを使うことが殆どなく、かと言って燃料を含ませたファイヤートーチをぶら下げることもしないので、もっぱらLED疑似トーチのためのホルダーとして使用。

セーバースピンパフォーマンスでも使えるようにもなっている。

まだまだ音響ボックスと道具箱のギミック紹介は続く・・・

カテゴリー: 日記